
+ XM Radio 76 Offstage 2/24/2007 +
Thanks to Rico1130 for translation & transcription.
ヘイ、皆!ジョシュ・グローバンです。
今日は僕のお気に入りの歌や、僕の最近の作品を披露するためにこのXMラジオに来られてとっても光栄に思ってます。こういう機会はあんまりないので、XMにも感謝してます。
記憶の中で僕が一番最初に音楽を覚えてるのは、ものすごく小さい頃。2歳ぐらいだったと思うね。
父さんが超レトロでカシオの、5つぐらいの鍵盤がついたそんなに大きくもないシンセサイザーを買ってきて、僕はガンガンにキーをたたきまくってたなぁ。手を思いっきり開いて、押さえられる限りの鍵盤の上に手をのせて弾くと、両親が「おぉ〜!」なんて感動して・・・・・もちろん僕にとっては音で遊んでただけだったんだけど。それが一番最初の記憶。
当時は美しい音楽なんてもちろん作ってなかったけど。
両親は僕が小さな頃から、僕にとっての芸術教育という意味では色んなところに連れて行ってくれて、とってもよくしてくれたと思う。
ロスで育つってことは、色んな文化の交錯を目の当たりにするって意味ではものすごく幸運なこと。だから、僕はコンサートやらシアターによく行ってた。
シルク・ド・ソレイユとか、ストンプとか、リバー・ダンスとか、LAにやってくるあらゆるものに行って、色んなことに心を打たれてた。
それと小さい頃は両親が色んな音楽を買ってくれたってことかなぁ。
じゃぁまずは僕の大好きなアーティストの中でもお気に入りの曲から始めます。ビヨークで、『Human
Behaviour』 。XMラジオ、Off Stageからお送りします。
Hi! ジョシュ・グローバンです。XMラジオからOff Stage をお送りしています。
僕にとって音楽界のヒーローとか、そういう人たちから学びたい大事なことというのは、ユニークでいることへの自信。ありのままでいることへの自信。
僕が尊敬するのは、「見るからに自分のままなんだよなぁ。」って思える人。誰にもスタイルが似ていない人。
特定の音楽が好きで、だからそういう音楽をやっているアーティストが好き、そういう音楽の中で色んなスタイルのアーティストの作品を買う、っていうんじゃない。
明らかにきっと周りに同意してもらうにはそう簡単じゃなかっただろうものや、売れそうになかったものを引き出してきた、そしてそこに辿り着くまでは長い道のりだったと思うけれど、最終的に音楽の世界に貢献した、そういうアーティスト達。そういう人たちに僕は心を打たれることが多い。
だから音楽からの感動が自分を導くところに素直に進む、という心構えでいたいなぁ、と思う。それ以外にない。だって、人生は短いんだし・・・・それに、よくあるけど、音楽をビジネスとして捉えてしまうと、「なんだかそういうのいやらしいなぁ」って思うようなことがよくある。そういうときは、鳥肌が立つまでやっちゃうっていうような自分の心が素直に没頭するものに戻らなきゃいけないんだ。
頭の中では「これじゃぁ誰にもわかってもらえないかも」っていうような警告が聞こえても、ファンは最終的には反応してくれると思う。僕の正直な心が作った音楽なら。
で、最初にお送りした曲、『Human Behaviour』は、僕の最新アルバムに光栄にも加わってもらえた、僕のよき友マリウス・デ・ブリーと共同制作したもの。彼とは今回のアルバムで4曲を一緒にやった。
ビヨークはとにかく素晴らしくて。いつも限界ぎりぎりに挑戦していて、ポップ・ミュージックの定義をかえて行こうとしてる。
同じことが言えるのは、ポール・サイモンの『シューズにダイアモンド』。
この「グレースランド」というアルバムは僕にとって、色んな分野の音楽をミックスさせることの素晴らしさに気づかせてくれて、僕の視野をアフリカの民族音楽が広げる世界にまで導いてくれた最初のアルバムとも言えるし、このアルバムがきっかけで、この曲で歌っているグループ、Ladysmith
Black Mambazo と僕のニューアルバムでコラボすることができたんだ。彼らと一緒にやれるなんて、ホントに感動ものでした。彼らのハートとソウルが見事に表れてる曲です。
で、3曲目はよき友エリック・ムケイと一緒に作った曲で、『Remember When It
Rained』。
ちょっと前にレコーディングした曲ですが、バレンタインデー用にリリースしたホールマークのニュー・アルバムにも収めました。ホールマーク・ゴールド・クラウン・ストアだけで入手できます。
このプロジェクトは楽しかったね。バレンタインってのは一年でもとっても素敵な時期だと思うし、色んな愛のテーマを扱った曲をやってきたので、このCDもいい出来上がりです。今までの作品の中から自分でこの時期に合ってると思うものを選べたし、新しい曲も2曲入ってて。
で、さっきのはすでに出来上がっていた曲から選んだ、RWIRでした。
では次は僕の今のお気に入りのロック・バンドに移ります。ミューズで、『蝶とハリケーン』。XMラジオ、Off
Stage がお送りします。
XMラジオ、Off Stage 。ジョシュ・グローバンがお届けしています。
今日は僕がお気に入りの音楽をかけさせてもらってます。
で、さっきのはものすごいロックを3曲連続で。僕はロック大ファン。ドラムが大好きで、この曲 パール・ジャムの『Once』っていう曲は、Ten
っていうアルバムからで、アルバム自体がリリースされた当時僕にとってものすごい影響を与えたアルバムでした。
このアルバムから一曲選ぶってのは不可能に近いけど、『Once』は特にお気に入りの一つ。ディペッシュ・モードの『パーソナル・ジーザス』は、もうずっと大好き。狂信主義とか過激主義のクレイジーな面をうまく表現してる、見事な曲だと思う。
ミューズは、さっきの3曲の最初の曲だけど、ロック・ミュージックに色んな影響を混ぜ込んでるから大好き。楽器の使い方にクラシックの影響が大きいのもわかるし、ギターやドラムや、他のロックバンドと同じ楽器を使ってるのに、僕が今まで耳にしたことのない使い方をしてる。僕にとってはこの曲は彼らの色んな分野への冒険心を映し出してると思うし、それってとってもクールだよね。
では次は僕が昔からずーっと大好きなバンドに行きたいと思います。デイブ・マシューズ・バンドの最新のアルバム、アメリカン・ベイビーから。XMラジオの今日の
Off Stage はジョシュ・グローバンがお届けしています。
Hey!XMラジオの Off Stage をお送りしています。この時間だけのDJもどき、ジョシュ・グローバンです。
今の曲は僕のニュー・アルバム、Awakeからお届けしました。その前は類まれなるイモジェン・ヒープの曲。その前はデイブ・マシューズでした。
今回のアルバムではデイブとイモジェンに加わってもらって、素晴らしい経験をさせてもらいました。ディブとはさっきちらっと話したLadysmith Black Mambazo とレコーディングをした、ララバイという曲を作って。
イモジェン・ヒープは僕にとって、長い間一緒に仕事に関われることを心待ちにしていた待望のアーティスト。ロスのコンサートで見たのが最初で、ステージには彼女一人がものすごい数のキーボードやボタンやら色んな器具の囲まれてぽつんとたってるんだ。その中でアルバムからの曲を一音の違いなくステージでライブでやってのける。
それでものすごく感動して、ライブの後彼女の所に行って、自己紹介をして、「僕の音楽はちょっとクラシックの入った声で、ちょっと違うけど、冒険してみる気がないかなと思って・・・時間があれば、ぜひ一緒に音作りがしたいんだけど・・・」と持ちかけてみた。彼女はそのリスクを受け入れてくれて、ロンドンに行って一緒に一曲書き上げた。それがさっきの3曲のうち最後の曲、『Now or Never』 。
彼女とはいつかデュエットとかやるかもしれないけど、まずはこれを一緒に書き上げて、彼女にプロデュースとピアノをやってもらいました。だから自分の作品の中ではお気に入りの曲。彼女のパーソナリティーがよく映し出されてると思うし、一緒に仕事ができてとっても光栄でした。
では、次は僕が常に感銘をうけているアーティスト。アニー・レノックスで、知らない人も多いかもしれないけど、この曲はちょっと前にオスカーで最優秀曲を受賞した ロード・オブ・ザ・リングスからの曲です。彼女の歌の中で一番美しい歌だと僕は思ってます。
アニー・レノックスの『Into the West』。XMラジオのOff Stage はジョシュ・グローバンがお届けしています。
ジョシュ・グローバンがXMラジオ、Off Stage をお送りしています。
今の3曲は一曲他の二曲と全然違うタイプだったけど・・・・♪他のと違うのどれかな〜♪(笑)
・・・一曲目は僕の大好きなアーティスト、アニー・レノックスで、ロード・オブ・ザ・リングスからの『Into
the West』でした。彼女はこの世で一番偉大なポップ・シンガーというか、女性ポップ・シンガーだと思う。僕にとってはああいう重い声をポップに取り入れることを恐れなかった最初のアーティストという意味で、僕の心をとらえた人物。この曲ではオーケストラをポップに取り入れることも恐れずにやってのけてる。この曲はクラシックとポップの見事なコンビネーションだと思う。
ピーター・ガブリエルの『サリズベリー・ヒル』。なんていうか・・・・ピーター・ガブリエルに関してはお手上げだよね。壁をぶちやぶってきた人、いつも限界をぎりぎりまで押して、聴く側を考えさせてくれる。今まで僕が耳にした3拍子の音楽の中で一番グルービーな曲であり、お気に入りの一つ。彼も僕にとってはも目を開いてくれたアーティストの一人。
そして、最後の曲は僕が幼い頃感動したミュージカルから選曲しました。僕はミュージカルおたくっぽいところもあり、ちょっと前はシアターで演じることが夢でした。その後ちょっとキャリアが予期せぬ方向に逸れたちゃったけどね。
でも最初に歌を歌い始めた頃僕がやりたかったのは、声を張ってやるミュージカルの舞台で。それがゴールだと思っていたので、アンドリュー・ロイド・ウェバーとか、スティーブン・ソンドハイムをよく聴いてました。
スティーブン・ソンドハイムは、作曲界の巨匠の一人。としか言いようがないね。彼の大作の中でも「Sweeny
Todd」は代表作で、なかでもこの1曲は、このミュージカルの雰囲気を余すところなく表現する歌だと思う。今かけたのは、先日ブロードウェイで幕を閉じた最新バージョンの「Sweeney
Todd」からで、随分シンプルになったものでした。普段はフル・オーケストラでやるんだけど、これは俳優がそれぞれ楽器を弾きながら演じるというバージョンで、シンプルになっていたんで、最初はその話を聞いたとき、ちょっとそのコンセプトに心配してたんだ。でも、実はそのコンセプトのおかげでソンドハイムのコード構成がオーケストラに隠れてしまわない、ソンドハイムの素晴らしさがものすごく引き立つ仕上がりになっていて、改めて耳でも目でも気づくことがものすごく多かった。
ってことで、以上が僕の心を打つ歌たちでした。最終的には僕もこういうことすべてをやってみたいと思う。知的に、敢えてリスクに立ち向かいながら。そして常に心の声に逆らわずに音楽を創っていくことを考えながらも、同時に僕の音楽に耳を傾けてくれる人たちのことを想いながら。
そして最後の最後に振り返ったとき、辿り着いた場所を恐れなかったこと、ビジネスや、ファンや周りの人間、自分の恐怖心そのものに影響されなかったと言えるようでありたいと思う。
なんていうんだろう、想像もつかないけど、5年前にはここに座ってこういう歌たちを紹介する機会があるなんて思いもよらなかったからね。だからこの先5年も同じように想像もつかない5年であればいいなぁと思う。
では、最後は今月リリースのホールマークのバレンタインCDの為にレコーディングした曲をお届けします。バレンタインは一年の中でも素晴らしい時期。僕は自分のことを望みのないロマンチストだと思っているので、そういう面を表現できる曲があるってことはうれしい。口ではそういう表現ってできないからね。でも歌なら表現できる。
この曲は・・・とってもきれいな曲で、最初に聴いたとき、なんていうか・・・・愛ってのは色んな形で去っていくよね。そして時には戻ってくる。一度去った愛にまた出会える幸運にさしかかったら、愛がよみがえる感覚は自分にだけわかるもので。この曲はそういう気持ちを歌った歌。前述のホールマークのニューCDに収められています。
長い間、僕の選んだ曲を聞いてくれてありがとう!僕も十分楽しめました。XMスタジオをちょっとの間のっとることができたし。Off
Stage でした。とっても光栄なひと時をすごさせてもらいました。ジョシュ・グローバンがお届けしました。