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2011/01/11 (Tue)        

George Strombo Tonight

Josh Groban(ジョシュ・グローバン)が、カナダのTV番組"George Stromboulopoulos"に出演しました。

George_Stroumbo_Tonight_20110111.jpg

Rico1130さんが和訳をしてくださいました。Thanks Rico1130!!!

↓続きにも和訳掲載↓



君のツイート、すごく面白いけど、ホントに自分でやってるんだ?

Josh:もちろん全部自分だよ。ゴーストライターじゃなく。午前3時頃のは後悔するのが多いけど。。。

ツイッターのおもしろいところってのは、面白おかしいことを皆がやってるっていうのもあるけど、人とリアルなつながりをもてるってこともあるよな。君のアリゾナ襲撃事件に対するリアクションは、とっても正直な意見だと思ったんだけど。

Josh:あんな悲劇から何かポジティブなことを生み出せるとしたら(以前から考えていたことだけれど)それは今どこででも当然のように目に耳ににすることができる非人道的な情報や娯楽、そしてそこから新たに生まれてしまう非人道的な思想や行動に対して、みんながじっくりと考えて目を覚まし、「同調しない」「受け入れない」、という姿勢をとりはじめることだと思うんだ。そのきっかけを作る場にできるなら、ツイッターでだって僕は大賛成。

君の過去のアルバムを見たり聞いたりしてきて、今回のアルバムを聞くと、大きな変化を迎えていると思うけれど、「大きな変化」って自分の中で一晩ではおきないことだよな。実際に自分の中で大きな変化が起きてるなと思い始めたのは、いつ?

Josh:僕はずーっと、周りが素直に喜んでくれるような出来事があっても素直に喜べずに次のことを心配してるような性格だったんだ。4枚のアルバムそれぞれ目的をもって成功をおさめて、今この時点にたって、アーチストとして冒険したり、許容範囲を広げたり、成長したい、新しいことを試したい、と思ったんだ。それがリック・ルーバンにプロデュースしてもらうことだとは考えてもいなかった。彼との出会いはホントに偶然で、お互いにリスクを抱えているのを納得して始まったと思う。だけど、僕にとってはそのリスクがとても新鮮で、一枚目のアルバムを作ったときの心境を思い出させてくれたね。

リック・ルービンは、知らない人も多いかもしれないけど、偉大なアーチストと作品を作ってきて、アーチストに興味をもつと、そのアーチストを相当追い詰めるって言われてる。そういうプレッシャーはどう乗り越えた?

Josh:リックには本当に限界を追求させられたし、それに向かっていける姿勢を求められたね。ディビッド・フォスターと仕事をする時ってのは、彼は彼のやり方で天才であって、例えば、こうやれああやれっていう彼の指示に素直に従って、「いいのができたな。じゃ、ちょっと食事にでも行ってきて。その間に僕が後は仕上げとくから。」って言われて戻ってきたら、ホントに完璧な作品ができあがってる、みたいな。彼は自分が選んだアーチストを通して何をどう表現したいのか、何を作りたいのかが完璧にわかっていて、見事に僕を通してそれをやってのけるんだ。典型的なA型で、細かい彼の指示に従えば、美しい作品が完璧にできあがる。アーチストにとっては、それはある意味贅沢でもある。リックは、「誰のアルバムなんだ」という責任をはっきりさせるところから始まって、僕に達成させたい目標をどんどん積み上げて行ってくれた。

そういう経験を経た今、自分の結果を素直に喜べるようになった?さっき、人が喜んでくれても自分で喜べないような人間だった、って言ってたけど。

Josh:今回作った歌たちをステージで歌っていると感覚が全然違う。人に喜ばれているとき、自分のことで喜ばれているんだという実感がある。もっと大きくいうと、人の歌を歌っていても、自分の歌を歌っていても、僕のキャリアの今現在の時点で、自分がハンドルを握っている気がうんとするようになった。僕はいつになっても歌のメッセンジャーであることが嫌になることはないと思うけれど、自分で感動する歌っていうのは次から次へと見つかるものじゃない。今回のアルバムは、その行き詰まりからも来ていて、リックと「だったらそういう感動を自分で表現してみよう」というところから出来たものなんだ。あと1ヶ月で30を迎えるんだけど、このアルバムを終えて、それにふさわしい時間をつぎ込んで生きてきたと思えるんだ。やっと、色んな意味でありのままの自分をそのまま受け止められるようになった。そういう意味ではここからの10年も、成功であれ失敗であれ、エンジョイできると、リラックスして思えるようになったね。

若い時って、自分がテレビやステージでこれだけ脚光を浴びて、もちあげられてるところを目の当たりにして、そりゃ人の目や受けを気にするなって方が無理だし、そんなシーンに虜にさせられないようにってのも無理な話だよな。

Josh:僕はなぜだかとにかく「こけるなよ。」「台無しにすんなよ。」ってことばかり考えていて、失敗しないことにすべてのエネルギーを注いでたんだ。ステージが終わって、周りに「大成功だったわね!」って言われる度に、心の中では「あぁ、またうまく『振り』しちゃった・・・・」といつも思っていた。そうやって10年突っ走ってしまった気がする。でもやっと、それは自分の不安から来る曲がった見方なんだと思えるようになった。本当は自分に力があって、もっとリラックスしていいんだって。だから今やっているミニライブは、そういう気持ちを素直に受け止めてやっていく、というセレブレーションであって、何のリハーサルもなく、ファンと楽しむこと、そして90分の間に起こることはすべて運命なんだから、という気持ちでやってる。

その「こけるなよ」っていうプレッシャーは、どこから来てたと思う?

Josh:・・・そりゃぁ、16歳でディビッド・フォスターに契約もらったことだろ~!緊張すんなって方が無理だよ。ローマ法王にいきなり「おまえを枢機卿に任命する」って言われるみたいなもんだよ!「ハイ・・・・・・神のご加護を・・・!」みたいな。

ちょっと待った、みんな、今の、ローマ法王のホントの声だかんな(笑)。

Josh:そうそう、実は普段きいてる声は声優でね!・・・・僕はとにかく失敗を通じて学んでいくっていう勇気ある経験を、残念ながらしてこなかった。パフォーマンス面で完璧でなきゃなんなかったっていうことだけじゃなく、声とかジャンルとかイメージとか、なぜか「完璧な人間」にされていて、他のアーチストって、ちょっと歌の中ではずしたり、ちょっと乱れた私生活がばらされてもイメージの範疇なのに、子供の頃から・・・って、17歳だってまだガキだよ、僕はなぜかそういう完璧路線でみられていた・・・・

ガキにそういう状況は難しいよな・・・・

Josh:・・・いや、僕は完璧は完璧なんだけどさ!

一流だからな~!

Josh:・・・「神のご加護あれ~!」・・・いや、でも冗談抜きで、それってすごいプレッシャーだよね。だから今回のアルバムでは、歌手として、人間として自分らしくいることを大事にした。それでやっとそのバランスがとれるようになったと思うね。

君の音楽にジャンルをつけようとすると、ポペラっていうジャンルに入れられたこともあるけど、ポペラって一時的なはやりで、そうじゃないよな。ただ、今言っていた、最近の変化、キャリアを自分でコントロールすることってのは、オセンティック(誰の影響も受けてないもの、偽者じゃないもの)ってことには、たどりつかなかった?(←これは、聞き手としてはちょっと意地悪な質問です。ジョシュの過去の歌の中には、すでにあったものをカバーしているものが多いことを示唆しています。)

Josh:ふん・・・僕にとってオセンティックであるかどうかっていう基準は、過去に読んだことのある音楽評論家の意見なんかじゃ、「ガレージでガラクタに埋もれて作った歌じゃなければ独特とは言えない」とか、「美しい音楽はそれだけですでにオセンティックとは言えない」とかあったし、クラシックや古典的な音楽をやってるってことはオセンティックじゃないっていう、誤解もあった。僕の中では僕の音楽は誰の真似でもなかったから、そういう意見は無視するように心がけてきた。自分にとってオセンティックであるってことは、心がある方向に行きたいと思っているとき、僕のすべての経験と知識で素直にその方向に向かっていくことだと思う。それさえ自分で守って行ければ、常にオセンティックだと言い切れると、僕は信じてる。

この後はオジー・オズボーン、エミネム、ジャスティン・ビーバーについて語ってもらう、ジョシュの人間論。お楽しみに!

ジョシュ・グローバンの最新アルバムジャケット、かなりクラシックなムード。もう誰もレコード盤なんて作ってないこのご時世に、レコード盤売ってんだって?いつまでやるんだろ、とか心配にならない?

Josh:そのうちやめる、やめる。最後のあがきみたいなもんだよ。こういうことって、アルバムの中の曲全部を聞いてくれるファンが多くいてくれることの恩恵につきる。(ファンから喜びの歓声を受けて)・・・とりあえず、いっとかなきゃね・・・・ほら、オーディエンスの中に一人、今持ってる人がいる・・・・ねぇ、それ、レコード盤?(ファン:「そうよ、ファンクラブのもの。」)すごいね。(ファン:「FOJGで買ったの。」)おぉ、すごいね・・・・・ほら、これだよこれ、「ミスター・パーフェクト」!これだよ、さっき言ってたの。こんなイメージ持たされて、悪いことできないだろ?

タイガー・ウッズに聞いてみろ。こんなとこから悪い方向に逸れたら、とんでもないことになるよな。

Josh:ウィル・ファレルの見つめ合い競争みたいじゃん!そんで「ジョシュ・グローバン、お前の勝ちだよ。君には勝てない。」みたいな・・・・・後で返すからね、絶対。

で、人間学。君のアイポッドの中に入ってるもので、人が一番驚くようなもの。

Josh:う~ん・・・・あるよ、ハードメタルなの。Disturbed とか Tool とか・・・何でも聞くし。子供の頃から、ちょっとかわった民族音楽とか結構好きだったし。まだコンピューターが普通になり始めた頃で、12歳ぐらいの頃、CDの音楽図鑑みたいなのがあって、インド音楽とかアフリカ音楽とか、きいてた。だから結構コレクションあるよ。

ジャスティン・ビーバーの髪型に関して、いいたいことある?君もいい髪してるけど。

Josh:あはは~!・・・あるよ!!!よくぞ聞いてくれた!・・・僕はああいう前髪は昔から無理だったね。子供の頃から、くるくるだったんで・・・・でもビーブス(ジャスティン・ビーバーのことを略してこう呼びます。「キムタク」みたいなもんですね。)の髪は見事だよね。奴の髪は、パンテーン・プロVなみでしょ? "......because I'm worth it! " (CMの決まり文句)みたいな。僕はマペットの動物キャラだかんね~。「いい髪」っていわれても、ジャンルが違うさ。

まだ若い頃に大きな契約をもらったっていう同じ経験をして、彼に何かアドバイスある?

Josh:僕はYoutube の直前の世代で、僕の時代って今と色んなところが一世代古かったからね。とにかくプロデューサーと一緒に過ごさなきゃ始まらない、そうやって色んなことが起こっていくみたいな。彼にはアドバイスなんて必要ないんじゃない?何でもこなしてるみたいだし、性格もよさそうだし。あえて言うなら、どんどん有名になっていく中で、人に対しては礼儀正しく、優しくってことぐらいかな。この世界、山あり谷ありだから、谷に落ちたときに「友」と言える人間がいて、そういう人たちに助けを求めることができるように。

デュエットするとしたら、オジー?エミネム?

Josh:絶対無理だろ~っていうところからすれば、オジーだけど、二人の声をハモらせられたらいいね~。面白いと思うよ。

アルバムはイルミネーションズ。ジョシュ・グローバン!

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